- 「ピッパの法則」とは?
ピッパの法則とは、その名の通り
「ピッ」と感じたら、
「パッ」と行動する
という意味の、成功法則の1つです。
何も考えずに行動してしまえ、というのではなく、
良い考えや思いつき、問題解決、新しいことへのチャレンジは、
考えるよりもやってみないとわからない、
とりあえずやってみよう!という事です。
例えば毎日くるメール、LINE、メッセンジャーなど
仕事でもプライベートでも、返事が必要なものがあると思います。
あとでまた返事しようと、後回しにすること多いと思うのですが、
後回しにするメリットは何でしょう?
今は忙しいから、あとでゆっくりと返事を書こうというのは
一見正しい考えのようですが、
返事にそれほど時間のかからない案件も多いのではないでしょうか?
後回しにすると、そのまま返事するのを忘れてしまうこともあるし、
忘れない場合は他の事をしていても「返事を書かなきゃ」と
頭の片隅にずっと残っていて、モヤモヤしませんか。
これでは他の仕事にも全力で集中できません。
後から返事を書くときは、
メールを開く → もう一度メールを読む → 返事を書く
の流れになりますから、
メールを開いて読むという行動は二度手間になっています。
パッと返事を書いてしまえば、このモヤモヤもなくなりますし、
相手もすぐに返事をもらえて喜ぶはず。
ピッとメールを受け取ったら、パッと返事を書く。
これだけで良いことがいっぱいです^^
- すぐやる人が成功する
最近は「すぐやる人」に関する本がたくさん出版されています。
言葉は違えど、ピッパの法則と同じ、すぐやる人が成功するのは
成功者がみな実践してきている法則なのです。
人間は、危険なことを予測して防げるように本能が働いて
常に「マイナスなこと」を頭に思い浮かべるように出来ています。
また、常に脳は楽をしよう、サボろうとします。
ポジティブ思考が良いと思いながらも、本能はネガティブ思考なので
何も意識しないで本能のままに生きていると、
全てに対して不安や失敗のイメージが出てきてしまうということです。
新しいことを始めようとしても、
本能では「失敗するのでは?」「うまく出来ないのでは?」
「続かないのではないか?」「損してしまうのではないか?」と
不安や失敗ばかりが出てきて、スタートするのが難しくなります。
脳の構造で詳しく考えてみると、
脳は三層構造で出来ていて
・反射脳(生命維持)
・感情脳(感情)
・知性脳(左:判断分析、右:イメージ)
ピッと何かを聞いた時、見た時は
まず「感情脳」が反応して、その後「知性脳」で判定をします。
この「知性脳」は、過去の経験やイメージでその情報を判断しますが、
先ほど書いたように、人は生まれながらにしてマイナス思考なので
否定的な考えになることが多く、
「今すぐやろう!」という思考よりも、
「とりあえず後でやろうか」、「やっぱりやめておこう」
のどちらかが選ばれやすくなります。
- やってみないとわからない
あなたの頭が「危険だ!」「リスクがある」「面倒だ」と判断して
とりあえず後でやろう、やっぱりやめておこうと判断したもの。
それ、本当に危険でリスクがあって面倒なのでしょうか?
その判断は、過去の経験とイメージで出したものであって
実際はやってみないと本当に危険であるのかはわからないはずです。
失敗するのかどうかもやってみないとわかりません。
面倒かどうかも、イメージだけかもしれません。
老人ホームで「今までの人生で後悔していることはありますか?」という
アンケートをしたら
1位は、〇〇しなかったこと と、
何かをしてしまったことではなく、何かをしなかったことに後悔している人が
多かったそうです。
リスクや失敗を恐れて、その時はやらない選択をしたけど
もしあの時やっていたらどうなっただろうか、とずっと気になっていて
後になって「やってみたら良かったなぁ」と後悔しているのです。
- 「ピッパの法則」が使える人になる
一度きりの人生だから後悔はしたくない!
そう思ったら、ぜひ「ピッパの法則」を使える人になりましょう。
パッとやるだけ、簡単だと思われそうですが、
ピッと感じるには、そこにもコツが必要です。
何も考えず、ぼぉーっとした毎日を過ごしていたら、
ピッと感じることはほぼないでしょう。
常にアンテナを張っていること、何かワクワクしていること、
新しいことにチャレンジすることを楽しく感じること、
そういう姿勢で毎日を過ごしていると、
ある時「ピッ」と感じる何かがあるはずですし、
今まで感じていなかった「ピッ」にも気付けるようになるはず。
あ!これはピッパの法則だ!と
楽しみながらぜひ実践してみてください^^